0108 No.11 ブラック恋人探し リザルトレポート

※最初に

このお話は「0106 No.11 ブラック恋人探し リザルトレポート」の続きとなっております。
このお話単体でも楽しんでいただけるように作っておりますが、
よろしければ合わせてお読みください。

※前回までのあらすじ

海法よけ藩国の森林部にある塔付近で地殻変動と思しき謎の振動が発生。
原因究明のために派遣された猫士たちは燃える水を湛える地底湖を発見し、
振動の原因が整備員による試作機械の動作実験(無許可)であることを突き止めた。

※今回のお話

「えー、判決。首謀者は罰として石抱きの刑。そのほかの整備士も連帯責任ということで
 燃える水の採掘作業を命ずる。ではこれにて閉廷」

それだけを告げると嘉納裁判長兼摂政は純子さああぁんと叫びながら姿を消した。
首謀者も両脇から抱えられるようにしてどこかへ連れて行かれてしまった。
報道陣や興味本位で傍聴していた人たちも雪崩のように去って行き、
廷内に残ったのは劔城・ヘタレ・よっきーの三人の整備士だけになった。

「困ったことになったにゃー」
「採掘なんて面倒だにゃー」
「臭いのいやだにゃ」
「まあでも石抱きの刑になるよりはましだにゃ」
「どうせ誰かがやらないといけにゃいことだしにゃー」
「とっとと終わらせるのがいいにゃ」
「そうと決まればさっさと準備するにゃー」
「にゃー」

どーでもいいがお前ら猫じゃないだろ。

/*/

翌朝。
採掘に出発しようとする三人の前に、露出度の高い衣装を身にまとった猫の姿があった。
しるどらである。



「……なんですかその衣装は?」
「萌えにゃい?萌え死なにゃい?」
「死にはしませんが。えーと、僕らこれから燃える水の採掘に行くんですけど」
「うん、だからお目付け役兼もしものときの医療班として派遣されたにゃ」

どうも話が噛みあっていない。

しかしまあ、そこは面倒なことはよけるというよけ藩国の国民である。
劔城は、お目付け役じゃあしょうがないなあと納得した。
ヘタレは、医者がついてくるのは心強いことだと納得した。
よっきーは、ファンタジーならこんなアーマーでも普通だよなと納得した。

かくして四人はパーティーを結成し、塔の地下深層に向けて出発した。

/*/

実際のところ、油田までのルートは安全なものであった。
先日ここを訪れた探検隊はちゃんと目印を残していたし、
危惧されていた野生化整備士とのランダムエンカウンターもなかった。

地底湖に到着した整備士達は、運んできたポンプなどの設置にさっそくとりかかった。
一方しるどらは特にすることもなかったので、壁近くの適当な岩に腰掛けた。

つるっ

ゴィン!

「う゛に゛ゃ゛ーーー!痛いにゃあぁー!」

運の悪いことに、しるどらの腰掛けた岩には油が付着しており、
お尻を滑らせた拍子に壁に頭をぶつけてしまったのだ。
整備士達は悲鳴を聞いてあわてて駆け寄ろうとしたが、途中でいきなり立ち止まった。

「なぁ、なんか今ピシッとか聞こえなかったか?」
「聞こえたねえ」
「むぅ」
「ちょうどあの壁のあたりから聞こえてこないか?」
「あの辺りからだねえ」
「ぬぅ」
「ピシッがミシミシッになって、しかもだんだん音が大きくなってないか?」
「大きくなってるねえ」
「……」

三人、顔を見合わせるとしるどらの方を向いて手を合わせ、

「「「逃げろーーーーっ!」」」

と脱兎のごとく駆け出した。しるどらもそれを見るや痛みを我慢して走り出した。

「置き去りにするなんてひどいにゃー!」

轟音をあげて崩れ落ちる壁。間一髪で難を逃れた四人がその向こうに目にしたものは、
前回のものに勝るとも劣らない大きさの地下油田だった。

――燃料4万tをゲット。(よっきー)

○参加冒険: №11:ブラック恋人探し
○劔城:森国人+星見司+整備士:6000
○ヘタレ:森国人+星見司+整備士:4000
○しるどら:森国人+猫士+医師:3000
○よっきー:森国人+星見司+整備士:2000
○冒険結果: 成功 :得たお宝: E 15燃料 4万t :ユニークな結果:なし
コメント:油田小さいなあ。

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