海法よけ藩国/電網適応アイドレス

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zoom RSS 新アイドレス【海法紀光(ACE)】

<<   作成日時 : 2006/08/25 18:31   >>

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【ACEとKINGの邂逅】(フレーバーテキスト:よっきー)

「へーいーかーっ!今日こそはたまってる書類の処理、してもらいますから
ね!」

政庁内に今日もけたたましい足音と叫び声がこだまする。
摂政の青にして紺碧が藩王の海法紀光を追いかけているのだ。
もちろん、理由は自明である。

なんでもよけるよけ藩国の象徴たる藩王、海法紀光。
彼が自身の仕事すらもよけてしまう事はある意味本能ともいえる必然だ。
当然それでは国が立ち行かないので何とか仕事をさせねばならない。
そこで連日の鬼ごっこ、と相成るわけであった。

だが今日はいつもと違うファクターがそこに存在していた。
数日前にひょっこりと海法よけ藩国に現れてそのまま住み着いた男。
その名を海法紀光といった。

(以降、まぎらわしいために藩王を海法K、ACEを海法Aと記述します)

二人の海法紀光が出会ったのは、政庁から少し離れた、病院の中庭であった。
衣服以外は鏡写しのように瓜二つの二人。互いを見るとピタリ、と動きを止め
た。

「お?」
「お?」

海法Aが右手を上げた。
同時に海法Kの左手が上がる。

「おお?」
「おお?」

海法Kが左足を上げれば海法Aは右足を上げる。右手を上げれば左手上がる。
右手を下げたら左手下げて、右あげないで足下げる。
完璧なまでのシンクロであった。(鏡面対象ではあったが)

にやり、と笑いを浮かべる海法K。どうやら、悪巧みを思いついたようであっ
た。



五分後、二人の海法はこっそりと忍び込んだ病院の更衣室で互いの衣服を交換し、
そっくり入れ替わっていた。
そこに聞こえてくるけたたましい足音。
外を見ると誰かが砂煙を上げながら病院に向かってきている。

ちょっとだけうんざりした顔を見せる海法K。
「実は僕、悪い摂政に追われてまして」
だが同時に海法Aも
「実は僕、悪い編集に追われてまして」

どちらからともなく苦笑が漏れる。
なるほど。似ているのは外見だけではないということか。

「では、せっかくだしこのまま分かれて逃げましょうか」
「分かりました。無事であればまた明日あの場所で」
「「御武運を」」



こうして出会った二人は今もたまに入れ替わりを行っているのだが、
どちらの海法にせよ逃げ切ってしまって仕事にならないので
さしたる実害は発生していないという。

……まあ逃げずに仕事しろよと言う突っ込みはナシの方向で。


【ACE海法】(フレーバーテキスト:嘉納)

 我々はこの貧相な男を知っている。いやこの寝起きというより徹夜明けでふくれあがった魚眼を、青白くなったはれぼったい顔を知っている。そう、彼こそはACE海法。
 よけ国藩王の仮の姿であったり、本来の姿であったり、またの名を学術兵器避け猿と呼ばれる男である。

 ACE海法は純血の聖者である。純粋なまなざしは常に真実を見るために研ぎ澄まされる、その瞳は星の流れをしり、その口から言葉に出来ない哀しみが漏れる。
 その頭脳は欲望を寄せ付けぬすばらしき英知が秘められており、戦場ではそれらを悪魔のように振るう。
 まさに並ぶところのない決戦兵器、純粋たる王である。

<書斎>

 これこそがACE海法の知恵の源であると語られる伝説の第七図書室。そこに立ち入れるのは海法ただ一人であり、口が左内ものたちはその閉鎖性に対して
「あそこには陛下の返品本が積まれているらしい」
「あそこには陛下の秘蔵の猥雑図書が眠っているらしい」
等とウワサするがさにあらず。
 古今のゲームから、小説、SF軍事書、口には出せない思い出の書などが詰め込まれ、日々増えていくそれは、そのまま彼の知識の増大につながっているという。

 ここは情報の眠る場所。知恵ある賢者だけがその知恵をくみ上げられる紙の砦にして泉なのだ。


※イラストを担当したあおひとさんは技族で、本来文章担当ではないのですが、今回とても愛のこもった文章を用意してきましたので、このまま埋もれさせるのはもったいなく思い、ここに掲載させていただきます。摂政:青にして紺碧より。

【ACE海法の日常】(フレーバーテキスト:あおひと)

ある日、海法よけ藩国に一人の男が迷い込ん……いや、やってきた。
中肉中背でちょっぴり猫背のこの男、名は海法紀光と言う。
避け作家として知られているあの海法である。
ありとあらゆるものを避けてきたこの男は、よけ藩国の特性「訪れた者すら避ける」も、国民との衝突も避けて政庁の一室を手に入れる事に成功した。
そこに至った経緯として藩王、摂政を筆頭に入国管理官や担当官吏が交渉といった面倒事を避けた事と、「面白そうだから」の一言で全てを受け入れてしまった双方のお気楽さが上げられる。
これがほんの、数日前の出来事。

だが逗留して日が浅いにもかかわらず、海法はすっかりよけ藩国になじんでいた。
自室である書斎から出て政庁内を見学していると気さくに声をかけられるのだ。
いや、それはなにも政庁内に限った事ではない。国のどこに行ってもそうだった。
どうやら部屋をもらったその日に高度な瞑想通信を利用したニュース番組で彼の存在が全土に広められたらしい。
この辺り、よけ藩国の国民性がよく表れていると言えるだろう。
実際今も海法は大勢の国民に囲まれて楽しげに談笑している。
「実は今、こういうものを企画してるんですけどなかなかうまく進まなくって…」
と、ある男が自信なさげに企画書を見せれば海法は一通り目を通して、
「国民アイドル化計画?や、面白いと思いますよ」と答え、またキッチリとした衣服に身を包んだ男が
「最近計算がさっぱりぷぅでして…」と悩みを打ち明ければ
「どこが分かりませんか?あ、他に分からない人がいるなら一度講義を開きましょうか」と親切に答える。
またある女性が「夢は何ですか?」と目を輝かせながら聞けば笑って、
「そうですねー、40歳までにパンダ知類になりたいですね」と答えた。本当に海法、大人気である。
しかも人気者っぷりはそれだけで終わらなかった。
街を、牧場を、畑を、森を、塔を、病院を、国のどこを歩いても食料や生活用品といった雑貨を無償でくれるのだ。
今日も話を聞いたお礼か、旬の避けキャベツをもらった。
両手に様々な物を抱え自室へ戻りながら、せっかくだし夕食はロールキャベツにでもしようと考える。
なぜかプレゼントにどこぞの民族のものらしき仮面やガーターベルト一式、前衛的なと言えなくもない謎の粘土細工もあったがそこは深く気にしない事にした。

海法は書斎に戻りもらった物を丁寧に床に置くと、一度、大きく息をついた。
瞬間彼の持つ雰囲気が一変する。
壁一面にある本の中から数冊を手に取ると、過去の事例、経験とあわせ戦略を構築、同時にシミュレートを行う。
ページをめくる手はめまぐるしく動き、眼鏡の下のぎょろりとした目もそれにあわせて文字を追っていた。
納得が行くまで作業を進めると、次の目的へ。彼は世界に散った謎を追い始める。
書籍からだけではなく、よけ藩国の頭脳たるぜのすけにもアクセスを開始。
ありとあらゆる角度から事象を見つめ、分析し、矛盾点を探し出す。
そしてふと思った。そろそろ戦わなければ、と。
そう、彼は作家。締め切りと編集という最大であり最強の敵が待ち受けていたのだ。
というか、最近締め切りを避けまくっていたせいで非常にヤバい。
どれだけ不利な状況かと言うと、例の編集さんに強制連行&カンヅメのダブルコンボをくらいそうなくらいにまずかった。
海法は覚悟を決めると年代物の椅子に腰掛け、貫徹丸と名付けられた万年筆をくるくると回す。
睡眠時間を削り、ただひたすらに筆を進めた。彼が不健康そうな顔色になるのも頷けるほどの没頭っぷりだ。
散策をする時間を減らして睡眠にあてれば顔色も改善されるのであろう。
だがそれでも海法は今日も国を歩き笑顔を見せる。
どこかの誰かの笑顔の為に。
人知れず彼は、今日も戦っている。

++++++++++

言い訳:べ、別に愛なんかこもってないんだからねっ!たまたま暇だっただけなんだからっ!




(海法紀光(ACE)ニューワールドに来る前バージョン)/絵:あおひと)


(ここまでしっかり見てくれた方へ。パンダ知類になりたい海法さんをブロマイド化しました/絵:あおひと)



名称:・海法紀光(ACE)
要点:・ぎょろりとした目・不健康そうな顔
周辺環境:・書斎
評価:全能力12
特殊:
*海法紀光は魔法使い、星見司、参謀として見なし,それらの持つ特殊の全部が使える。
→次のアイドレス:炎熱編集(ACE)、ミュンヒハウゼン(ACE)、ハードボイルドペンギン(ACE)、是空とおる(ACE)、S43(ACE)

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