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zoom RSS 0106 No.49:究極温泉探し リザルトレポート

<<   作成日時 : 2007/01/07 02:47   >>

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 避け藩国を語る上で欠かせないのが、華々しいギャンブル国政である。

 技術という時間のかかる産業を売り物にしている国民と違い、藩王は『とりあえず穴があったら突撃したい』などとのたまう。藩王直々に「弾幕がないと避けられないじゃん! ナイスボム上等!」 等と標語を掲げ、議会で叩かれることが常態である。

 そんな『面倒なことはとりあえず避ける』藩王でも、国の未来については悩みが尽きない。技術は日進月歩、常に最先端を行ける保証はない。新たな産業の開発は急務であった。そこで摂政が中心になって、ある観光産業の開発が実行された。

 対象を、これから増大するであろう老人層に絞り、手厚い介護と暖かい風土を利用した『天国の島計画』。最終的には全藩国から老人がやってくる介護財政を目指すことにしたのだ。
 議会からは「それは姥捨て山じゃ……」と反対も起きたが、摂政権限で強行採決。老人は温泉が好きだと言うことで、史上最も愚劣な温泉採掘計画が立案され、実行に移されたのだ。



 摂政嘉納は、人生の中で最も穏やかな気持ちを保っていた、肺に澄み渡る空気は黒く、脳は酸欠でふわふわしている、おかげでアドレナリンがばんばん出て、全身に響く筋肉痛も気にならない。

「最高だ、最高にハイってやつだあああああ」

 叫ぶとともに噴煙を吸い込んで咳き込む、気分が落ち込みそうになった。

 い、いかん、このままでは死ぬ。

 あわてて懐から妻・純子の写真(右)を取り出すと5秒ほど眺めた。意識が高まり全身に力が満ちてくる。嘉納は大きく右手を振り上げると壊れかけたスコップを握りしめ、壁に叩き付けた。

 打・撃・連・打!

 10分ほどで、写実的な猫耳をつけた女性の像が完成。かれこれ嘉納は5時間ほどこれを繰り返して、潰れかけた温泉開発計画の坑道を自分の婚約者の像を彫り続けていた、実は作業中に誤って地下迷宮に遭遇、そのまま一人はぐれさまよっていたのだ。

「ふふふふふ、これで、たとえ温泉が掘り当てられなくても、純子さんの美しさをたたえる坑道として、各国の注目をがんがんあつめる、ああああ、あああああ」

 当初の目的を見失った、あまりの素晴らしい展開に意識が飛びかける。ガクガクと頭を振ると、出口を探すべく、再び穴掘りを再開した。

 以後15時間、嘉納はひたすら像を刻み、彫り続けた。最終的には坑道は強度不足で崩壊。嘉納は救助されたが、そのショックで一日寝込み、議会の糾弾を恐れてさらに一日引きこもったとのことである。

(嘉納)


【摂政殿下、自らつるはしを振るうの図】

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○参加冒険:49:究極温泉探し
○嘉納:8000:森国人+星見司+整備士
○冒険結果:完全失敗:得たお宝:デスペナルティ(なし):ユニークな結果:なし
コメント:単にあちこち掘り返しただけです。
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